デザインショップを滝川につくりたいと思った。
面積は1〜2坪程度で小さくて構わない。
しかし、インテリアデザインはシンプルで美術館のように美しく、
商品の品揃えは、滅多にお目にかかれないレベルにしたい。
買って家に持ち帰ることが可能なサイズや重量の範囲で、
世界のグッドデザインプロダクトが揃っている。
そういう、小粒でもピリリとした希有なデザインショップを。
ここで買うことが特別な楽しみになることを願っている。

五十嵐威暢
Photo by Ichiro Harada


上 : eki clock, eki watch Photo by Masaru Mera
下: designshop店内 Photo by Ichiro Harada
designshop takikawa

世界のグッドデザインを展示販売するショップ、
運営の方針は次の通りです。

*持ち帰り可能なサイズのデザインとアートの品揃え
*道具類を中心として、普遍的で美しく機能的なアイテム
*3ヶ月毎に開催される作家を紹介する個展

おみやげ、ギフト用に、 都会でも出会うことが難しい世界のプロダクトがdesignshop takikawaで手に入ります。

designshop takikawa
滝川ホテル三浦華園内
〒073-0036 北海道滝川市花月町1丁目2-26
Tel : 0125-22-2101
E-mail : info@miurakaen.jp
営業時間 : 9:00〜21:00
URL : http://www.miurakaen.jp/

プロデュース : 五十嵐威暢
ショップデザイン : 早野正寿/エムエイチユニット・デザインワークス
協力 : 特定非営利活動法人アートチャレンジ滝川
 

ドイツのフランクフルト市立応用芸術美術館 (Museum für Angewandte Kunst Frankfurt)で2007年5月3日〜8月26日に開催された、
「かたち 現代日本の意匠展 KATACHI Zeitgenössische Angewandte Kunst aus Japan zwischen Handwerk und Industrie」にて、当ショップの商品が展示されました。

日本人とかたち

展覧会では、日本の日常生活の中で使われている生活用品約100点が紹介される。
100点の中には、人間の手で作られた物も、機会によって作られた物もあるが、 著名な工芸家によって作られた高価な芸術作品や、 骨董屋の軒先に並ぶような古い由緒ある物はひとつもない。
しかし、中には十年、百年、千年以上も同じ形で作り続けられている物がある。
また、高度なハイテク技術によって作られている物も、逆に廃れる事なく何百年も引き継がれてきた手作業の技術によって作られている物もある。

日本では、古くから日本人の生活の中にある簡素で機能的な物のかたちが、戦後の欧米志向の時代を乗り超え、現代の先進技術を駆使した工業製品のデザインの中で再び見直されつつある。また一方、伝統工芸の世界では 現代の作り手達が長い歴史の中で育まれた卓越した技術を使って,今日の時代感覚にあったモダンな製品を積極的に作り始めている。
伝統と先進技術、手作業と機械、一見相いれない両者が作り出す物のかたちは一筋の糸で結ばれているかのような共通点がある、それをただ簡素さと言う言葉だけで呼ぶにはあまりにも単純すぎるだろう。その物のかたちは、見ている私たちを緊張させ、隙がない。それは、 細部に徹底したこだわりを持つ職人気質の厳しさの故なのか、それとも研ぎすまされたフォルムから放たれる清廉さの故か。
これらの物のかたちを通して、そこに一つの日本の美の原型が見えてくるに違いがない。

下川美喜(展覧会キュレーター)